大宮が悔しい今季初黒星を喫した。

 1点を追う後半39分、DF河本裕之(29)がMF大山啓輔(19)の左クロスを頭で押し込んだ。前半から守備に追われ、決定機がなかった中での同点だった。だが、その直後にC大阪に連続失点し、最低限欲しかった勝ち点1を失った。開幕2連勝を逃した渋谷洋樹監督(48)は「(玉田の勝ち越しとなる)質の高いFKが入ってしまって、万事休した。逆転勝利が最高だったが、1-1のイメージを持たないといけなかった」と、ドローに持ち込めなかった詰めの甘さを指摘した。

 開幕戦で金沢を破るゴールを決めていたMF家長昭博(28)は、14日の練習で脚の違和感を訴えて遠征には同行しなかった。