山形が、清水DF高木(たかき)純平(32)を期限付き移籍で獲得することが26日、分かった。今日27日にも正式発表される。170センチの高木純は01年に清水ユースからトップ昇格。両サイドハーフ、両サイドバックなど多数のポジションをこなす万能型で、J1通算135試合5得点の実績を持つ。昨季リーグ戦では途中出場2試合にとどまり、今季は3試合すべてメンバーから外れていた。

 石崎監督との縁も深い。04年に清水、10年途中から12年までは札幌で指導を受けており、監督の練習法や戦術は熟知している。今季の山形は開幕から守備陣に故障者が続出。特に右ウイングバックは、本職の山田と宇佐美がそろって長期離脱する非常事態に陥っていた。また、25日に腰痛を訴えたDF當間が26日の全体練習を回避。明日28日のナビスコ杯アウェー神戸戦は欠場濃厚となった。