4年ぶりの世界大会出場権を手にした川崎F・U-12の佐原秀樹監督(36)は「得点よりも失点0だったことがうれしい」と振り返った。

 予選リーグから8試合で7勝1分け。29得点0失点と圧倒的な強さを見せたが「楽勝なんて、とんでもない。厳しい試合もありましたから」と話した。

 川崎Fの守備の中心として長く活躍したが、相次ぐケガもあって10年限りで引退。その後スクールコーチなどを務め、昨年U-12監督に就いた。08年からダノン日本大会で勝ち続け、4年連続で世界大会に出場したチームだけに「プレッシャーもあった」と話しながらも、復活優勝に笑顔を見せていた。