清水は、またしても勝てず、クラブワーストの公式戦6連敗となった。昨季3冠の相手に2点リードを許す苦しい展開となったが、後半11分に助っ人FWウタカ(31)がヘディングでJ初ゴールを挙げ、1点差とした。19分にはFW大前元紀(25)が開幕戦以来のゴールを決めて同点。しかし、35分にG大阪FW宇佐美貴史(22)に個人技で打開され、決勝点を許した。

 ホームでも悪い流れを断ち切れず、チームは不名誉な記録を更新。それでも、大榎克己監督(50)は「チームに明るい材料が見えたゲーム。前を向いてやっていきたい」と話した。