G大阪のMF遠藤保仁(35)が、連戦ウイークに連勝街道を突っ走る。16日は大阪・万博練習場で非公開調整。明日18日の湘南戦(アウェー)からは週2戦ペースが続き、ACLを含め5月10日広島戦まで23日間で7試合の超過密日程になる。まさに前半戦のヤマ場だ。元日本代表のベテランは「短期の連戦で勢いに乗る。目標は年間優勝だけど、まずは第1ステージ優勝。そのためにも勝ち点を積み重ねる」と力を込めた。

 2連覇を狙うリーグ戦は首位浦和に勝ち点1差の3位。同2日には浦和と直接対決がある。ACLも大逆転での決勝トーナメント進出へ正念場だ。遠藤は「体調を整えながら全力で(連戦に)出る。チームも安定感が出て、相手に脅威を与えられるようになってきた」。持病の右足首痛を抱えるDF岩下も「出られるだけ試合に出たい」ときっぱり。王者G大阪が、過密日程を乗り越え頂点に立つ。