浦和MF関根貴大(19)が20代を前に、結果をもって成長の証しに代える。横浜戦(ホーム)は右ウイングバックとしてリーグ戦3戦連続の先発が濃厚。「去年はアウェー戦で得点も決めて、いい思い出がある相手。10代最後の試合だし、きちんと結果を出したい」と意気込んだ。

 昨年も途中出場が大半とはいえ、21試合に出場したが、本人は「10代だからというのはあったと思う。20代になればまた違う。しっかり成長した姿をみせていかないと」と表情を引き締める。持ち味のドリブル突破だけでなく、周囲との連係で崩す形も習熟し、プレーの幅は広がっている。ペトロビッチ監督も「彼は単に若いから先発で使われるわけではない。使われるだけの選手に成長しつつあるということ」と評した。