仙台MF奧埜博亮(25)が、今日18日のホーム川崎F戦で待望の今季1号を狙う。チームは17日、泉サッカー場で約1時間の練習を行った。ミニゲームで主力組FWに入った奧埜は、居残りでもシュートを打つなど気合十分。「最後(シュート)の精度を上げて、点を決めたい」と意気込んだ。

 開幕戦から2トップの一角として出場を続け「ドリブルで仕掛けるなど、ゴール前でのプレー回数も増えてきている」と自信もついてきた。相棒のウイルソンとも「連動できているし、目を合わせながら良いパスも出せたら」と相性はいい。「ゴールに近づいている感触はある。あと1歩です」と手応えを感じている。

 長崎へのJ2修業で一回り成長して戻ってきた将来のエース候補は「ユアスタで勝利に貢献し、喜びを感じたい」。自身のゴールで、チームを今季初のホーム連勝へ導くつもりだ。【成田光季】