川崎Fは、アウェーで仙台に初めて勝利した。

 前半はリズムをつかめず先制を許したが、後半から一気に流れを引き寄せた。同25分、ケガから復帰し、途中出場したFW小林悠(27)がFW大久保嘉人(32)のパスを受けて相手DFを切り返し、利き足ではない左足で冷静に決めて同点に追いついた。さらに27分、再び大久保のパスからFWレナト(26)が決めて逆転した。その後、同点においつかれるも同41分、レナトの左クロスを大久保が右足で押し込み、勝ち越しに成功した。

 2アシスト1得点と大活躍の大久保は「後半から前線の人数が増えて、ボールを回せるようになった。(2アシストは)珍しいね」と話した。上位にいる仙台に勝利し「仙台を相手に、3点とって勝てたことは大きい」と喜んでいた。