最下位の甲府は4連敗を喫した。こぼれ球を拾えず、前半から主導権を奪われて失点を重ねた。前節の神戸戦に続く大量失点に、試合後の選手たちはうなだれた。

 樋口靖洋監督(53)は「試合前は充満したエネルギーを感じたが、1点目でへし折られた。今は早い時間帯に失点すると、チーム全体がエネルギーを持ってできない。ネガティブな方向に行ってしまう。失点の場面は(プレーが)軽すぎる」と悔やんだ。