C大阪が格下にまさかの2連敗で、プレーオフ圏(6位以内)から転落した。前半2分にFWフォルランのゴールで先制しながら逆転負け。J3から昇格した金沢戦(11日)、J2でも下位にいる群馬戦とホームで敗北し、首位磐田に勝ち点7差の9位。1年でのJ1復帰を目指しながら序盤戦でつまずき、次節以降は固定してきた先発を白紙に戻す可能性が出てきた。

 ホームはブーイングの嵐だ。パウロ・アウトゥオリ監督(58)は「すべて私の責任」と何度も繰り返し「高い代償を払った。立て直して、プレーオフ圏外は一時的なものだと絶対に言わせてみせる」。日本代表MF山口蛍(24)も「下を向いている暇はない。ここから連勝する」と言った。次節は26日に、敵地で13位の讃岐と対戦。負の連鎖から抜け出すためには、3戦ぶり白星しかない。