G大阪が、5得点の大勝で決勝トーナメント進出への望みをつないだ。前半14分に遠藤が頭で落としたボールをFWパトリックが決めて先制。同43分には阿部、その2分後にもパトリックが決めて前半だけで3-0と大きくリードした。

 後半に入ってからも攻撃の手を緩めず、同23分に阿部がこの日2点目のゴール。同25分には宇佐美の今大会初ゴールが生まれ、敵地中国で5-0で圧勝した。

 パトリックは2得点1アシスト。阿部も2得点の大活躍。

 一時は1次リーグ突破が難しくなりながら、5月6日の城南戦に勝てば、11年以来4年ぶりの決勝トーナメント進出が決まる状況になった。

 長谷川健太監督(49)は「本当に選手はよく戦ってくれたが、まだ1次リーグ突破が決まったわけではない。もう1試合、ホームでもしっかり勝ち点を取りたい」と気を引き締めた。

 G大阪は23日に航空機で帰国する。