G大阪が2-1で新潟を下し、5連勝した。

 前半、お互いなかなか決定機を作りきれず。

 後半開始47秒だった。FW宇佐美貴史(22)がペナルティーエリア付近で倒され、FKを獲得。MF遠藤保仁(35)が直接狙うも、相手GKにキャッチされた。しかし、GKがリスタートしようとボールを出した瞬間、背後に隠れていた宇佐美がボールを奪い、そのままゴール右隅に決め、先制した。宇佐美は5戦連発で、今季8得点目。得点ランク首位をキープした。

 今度は新潟が反撃に出る。同22分、MFレオ・シルバ(29)がペナルティーエリア内で抜け出し冷静に決めて、同点に追い付いた。

 試合を決めたのはG大阪だった。同39分、後半から出場したFWパトリック(27)が胸で落とし左足で強烈なボレーシュート。今季3得点目となる勝ち越し弾を放った。

 G大阪は、2位をキープ。最後まで攻め続けた新潟は、3戦ぶり黒星を喫し15位から順位を上げられなかった。