浦和は3選手が絡む連係を中心に攻め、5バック気味に守る名古屋を崩した。前半39分にはMF関根がドリブルで右からゴール正面に切り込み、左足で先制点。
後半7分にはパスで右サイドを崩し、MF梅崎のクロスをMF武藤が押し込んで追加点を挙げた。
名古屋は浦和と同じ形のシステムで臨む「ミラーゲーム」に持ち込み、相手の良さを消しにかかったが、個の力と連動性に対応しきれなかった。
左右のウイングバックに入った永井、矢野が押し込まれ、攻撃のリズムがつくれず。
後半15分からはMFダニルソンを左ウイングバックに下げ、永井を前線に上げたが、試合の流れは変えられなかった。終盤に1点を返すのが精いっぱいだった。