山形が3試合連続の無得点に終わり、リーグ4戦勝ちなしとなった。

 前半22分にFKから失点。後半は守備を固める相手を押し込みながら、クロスとシュートの精度を欠いた。石崎信弘監督(57)は「ここ3試合、いいゲームをしながら勝てない」と得点力不足を嘆いた。

 2試合連続スタメンのルーキーMF高木利弥(22)の奮闘も実らなかった。左サイドから積極的にドリブル突破を仕掛けてクロスを供給したが、決定機までは至らず。中学時代にチームメートだった東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)との初対決を終え「地元(東京)の友達もはるばる来てくれていたので、結果が欲しかった」と悔しがった。