福岡がアウェーで首位磐田を下した。後半6分、MF阿部巧(23)のシュートのこぼれ球に、FW酒井宣福(22)が反応。右足で押し込み先制点を奪った。

 守備陣も、終始主導権を握られながら初先発のGK中村航輔(20)を中心にゴールを死守。4節熊本戦から7戦負けなし(5勝2分け)とした。

 井原正巳監督(47)は「内容的にはサッカーをさせてもたえなかったが、首位に勝ったことは自信になる。大きな1勝になったと思う」と、目を細めた。