浦和MF梅崎司(28)がこう着状態を破る先制点を決めた。

 後半29分。中央右寄りからのMF柏木のパスに、左サイドから走り込み、角度のないところから左足でうまく押し込んだ。「柏木からだと角度がないように見えたと思うけど、昨年のナビスコ杯でも同じような形で決めていたので狙っていた」。特に前半は5枚の最終ラインと4枚のMFでブロックをつくる甲府を攻めあぐね、梅崎本人もなかなかいい場面をつくれていなかっただけに、貴重なゴールとなった。