東京Vが今季4勝1分けと得意にしていたホームで、初黒星を喫した。シュートは計4本(前半3本)に封じられ、最後は後半39分に横浜FC・MF中里にFKを決められて敗れた。

 なかなか攻撃の形がつくれない中で、途中出場のMF永井秀樹(44)が右サイドバック安西幸輝(19)にアドバイスする場面もみられた。

 永井は「安西の縦への推進力は武器ではあるんですけど。(目の前の)相手しか見ていない。そのうしろをカバーしている選手がいるのに、2人いるところに突っ込んでいっても確率が悪い。そういう時はすぐ切り返してやり直せば、中はフリーだという話はしました。たぶんラーム選手(Bミュンヘン)なんかはそこを見てやっていると思う」と説明した。