千葉が、女子W杯カナダ大会のなでしこジャパンメンバーに選ばれたGK山根の好セーブで岡山湯郷を完封し、2-0で勝利した。「(187センチの)高さという、1個大きな武器を前に出して勝負したい。高さは他の誰も持っていないものなので。第1戦のピッチに立てるように頑張りたいです」と決意した。

 試合は0-0の後半23分、途中出場のFW鴨川が、相手の日本代表MF宮間からボールを奪ってドリブルで駆け上がると、右足でミドルシュートを決めて先制。同30分にはFKからのこぼれ球をDF桜本が右足で押し込んで加点した。これで3戦連続無失点に抑え、開幕から4勝2分けの無敗。山根は「無失点で勝てることはGKとしていいこと。無失点が続けられていることに自信を持ちたい」と笑顔を見せた。