G大阪の日本代表FW宇佐美貴史が、23歳の誕生日に、大逆転での決勝トーナメント進出に導いた。勝てば1次リーグ自力突破が決まる試合は、前半15分に先制を許すなど大苦戦。

 しかし、宇佐美は後半19分に左サイドからのクロス気味のシュートがそのまま直接入り、1-1の同点とした。

 その後、チームは途中出場のFWリンスが決勝弾。

 マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された宇佐美は、会見で「試合前から自分で得点を決めて、自分自身を祝いたいと考えていた。決勝トーナメントに行けたし、プレゼントになりました。いい誕生日にしてもらった」と満足そうに話した。

 ベスト16となる決勝トーナメントへの意気込みを問われると「ガンバらしさを出して、アジアのチャンピオンを目指してやりたい」と宣言した。