鳥栖は序盤から頼みのFW豊田陽平(30)にボールを配球した。

 だが松本はセットプレーでは2人をつける徹底したマンマークで応戦。7戦連発を狙う敵エースに決定的な仕事をさせなかった。

 一方の松本も決定力を欠き、前半は0-0で折り返した。後半もハードワークと球際の競りあいで互角の勝負を見せた。

 だが松本が同19分、DF大久保裕樹(31)がヘッドで先制。ただホームの鳥栖も粘る。同45分、途中出場のMF鎌田大地(18)が同点ゴールを決めた。鳥栖は5戦勝ちなしとなった。豊田は6戦連発で終わった。