新潟が3試合ぶりの黒星を喫した。

 お互いに精彩を欠く展開の中、前半はFW山崎亮平(26)やDFコルテース(28)を中心に左サイドから好機を演出したが、無得点。後半はシステムを3バックから4バックに変えて中盤を暑くしてきた横浜に押され、同16分に失点。その5分前にカウンターで4対3の数的優位をつくりながら、山崎の左足シュートが左ポストをたたいて決め切れず。この日最大の好機を逃した後に手痛い失点が待っていた。

 今季5敗目。波に乗れない柳下正明監督(55)は「チャンスがあっても決め切れない。そろそろ、この流れを断ち切らないといけないのですが。後半、圧力を受けて受け身になった。失点せざるを得ない、と言ってしまうのも変ですが、そんな集中の切れた展開になった」と肩を落とした。