仙台レディースのMF川村優理がバースデー弾を決めた。26歳の誕生日を迎えた17日、リーグ前半戦の最終節となるホーム岡山湯郷戦に先発。4点リードの前半42分、ペナルティーアリア内でボールを受けると「寄せてきていたので」とキックフェイントを仕掛け、相手DF2人をかわしての技ありシュートを決めた。

 シーズン自己最多得点マークと2アシストの活躍で自らの誕生日を祝福。サポーターからもバースデーソングを贈られ「初めて歌ってもらったので恥ずかしいけど、うれしい」とはにかんだ。試合後は今夏開催のW杯カナダ大会へ向けた代表合宿のため、仙台を出発。6点大勝で送り出された川村は「気持ち良く行ける。W杯は限られた人しか立てないピッチ。勇記や感動を与えられるよう一生懸命頑張りたいと思う」と意気込んだ。