名古屋は少ないチャンスを確実に決めて逆転勝ちした。1点を追う後半21分、FW小屋松知哉(20)が同点ゴールを挙げると、41分にはFKからFWノバコビッチ(36)がヘディングで決勝点。シュートわずか5本で2得点を奪った。敵地で勝ち点3を積み上げたチームは1試合を残して3年ぶりの決勝トーナメント進出が決定。

 西野朗監督(60)は「内容はエスパルスの方がよかった。リーグで点が取れていなかったので、その部分での執着は見えたかな」と収穫を口にした。