甲府がナビスコ杯2試合を残して、1次リーグ敗退が決まった。直近のリーグ戦から先発10人を入れ替えて臨み、後半40分にMF松本大輝(23)のゴールで一時同点。しかしロスタイムに勝ち越しを許し敗れた。

 監督交代でGMから新しく就任した佐久間悟監督(51)は、公式戦2試合目の指揮を執った。J1残留争いを演じるリーグ戦を見据え、選手を見極めるために大幅な入れ替えを断行。同監督は「クオリティーの高い守備はできた。ただ、1点取られた後のガッカリ感が、ベンチからも見て取れた。それを克服して高いメンタリティーを持っていかないと、残りのリーグ戦22試合厳しくなる。タフに戦って欲しいと選手たちに伝えた」と、リーグ戦に集中していく。