清水はゴール前での精彩を欠き、惨敗した。

 前半序盤にFWピーター・ウタカ(31)に決定機が訪れるも、ゴールを奪えなかった。後半12分には右クロスをウタカがヘディングで合わせたが、シュートは相手GKの正面。1点ビハインドになると、前がかりになった隙を突かれ、カウンターから立て続けに失点。シュート数では相手を上回ったが、最後まで崩せなかった。

 GK杉山力裕(28)は「2失点目以降は集中力が切れていたというしかない。最後まで修正できなかった」と悔しさをにじませた。