G大阪のMF倉田秋(26)が今季初得点を狙う。

 24日、大阪・吹田市内で約1時間練習に励んだ。

 27日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦が待ち受け、ホームにFCソウル(韓国)を迎える。アウェーで3得点し、優位な状況だが、気を引き締めて、8強進出を懸けた試合に臨む。

 倉田は敵地での第1戦に後半から出場。攻撃にリズムをもたらした。「(第1戦は)前半悪いながらに、無失点で抑えられた。次は、相手も得点が必要。捨て身で攻撃的にくる。そのカウンターを狙うのがチャンス」。

 昨季は公式戦11得点を挙げ、攻撃の起点となった。しかし今季は「まだ1点も取れてない。何か、きっかけがあれば。次のソウル戦での得点を見据えたい」。エースFW宇佐美には厳しいマークも予想される。器用な26歳MFが、8強進出を決定づけるキーマンとなる。