G大阪のDF丹羽大輝(29)が“御前試合”で8強進出を決める。今日27日のFCソウルとのアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦(万博)を日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が視察する。

 26日、万博練習場で調整した丹羽は「DFラインをしっかり引っ張りたい」。敵地の第1戦に3-1で快勝し、引き分け以上はもちろん、敗れてもスコア次第で1回戦を突破できるのに対し、相手は攻めるしかないため「開始10分で点が取れれば試合は終わる。息の根を止める」とまで言い切った。5月の代表候補合宿に初招集されFCソウル戦は絶好のアピールの場だ。本職はセンターバックでも、代表では右サイドバックでの起用が濃厚。結婚を発表した内田に負けじと、まずはアジア8強を射止める。