清水は若手が躍動し、逆転勝ちした。後半4分にカウンターから先制点を許すも、MF高木善朗(22)がドリブルで中央を突破し、右足で同点弾。同32分には今季公式戦初出場のFW加賀美翔(21)がダイビングヘッドで決勝点を挙げた。

 この日はスタメンの平均年齢が21歳と普段は出番が少ないメンバーで臨み、すでに予選リーグ敗退が決まっている一戦で勝利。ベストメンバーに近い相手にひと泡吹かせ、加賀美は「これまで積み上げてきたものが出せた。いい試合で勝ち切れて本当によかった」と満面の笑みを見せた。