浦和MF関根貴大(20)が連続ゴールで、第1ステージ制覇へ首位を走るチームをさらに加速させる。今日30日のアウェー鳥栖戦に向けて最終調整。鳥栖でのリーグ戦は通算3試合で1分け2敗の8失点と“鬼門”だが「自分たちのサッカーができればいける」と自信をにじませた。

 現在、リーグ3試合連続得点中。4戦連発ならクラブでは07年5月のワシントン以来。他に達成したのはエメルソン、田中達也と、チームの歴史に残る点取り屋ばかり。関根は「意識せずにやりたいけど、結果を残すためにやっているのも確か」とうなずいた。

 同じ背番号24を背負ったヘルタMF原口も「関根は自信を持って、ちゅうちょなくプレーできている」と認める。リーグ優勝決定の可能性もあった昨年11月の鳥栖戦では、後半ロスタイムに追いつかれ、途中出場のピッチで悔しさをかみしめた。今季は、力ずくでも勝ち点3をもたらす。