川崎Fは今季最多失点で、4敗目を喫した。

 2点を追う前半30分、DF車屋紳太郎(23)の左クロスを、FWレナト(26)が右足で決めて1点を返した。再び2点差に広げられた後半28分、日本代表候補合宿に参加したFW杉本健勇(22)が相手DFのクリアボールを拾ってそのまま右足で決めたが、さらに2失点を喫して大敗。

 日本代表のハリルホジッチ監督が視察に訪れた試合で得点を挙げた杉本は「オフサイドをとられることが多かった。試合中に修正できなかったことは、自分たちが悪い」と振り返った。また風間八宏監督(53)は「総括しがたい試合だった。守備については、ボールにいくという当たり前のことをできていなかった」と渋い表情だった。