Fリーグ(日本フットサルリーグ)は12日、神戸市内で記者会見を行い、今季の「オーシャン杯」を阪神・淡路大震災20年事業として「神戸フェスタ」と初めて共同開催すると発表した。オーシャン杯はFの12クラブと地域リーグを勝ち上がった2チーム計14チームが戦う3大大会の1つ。神戸フェスタは神戸と海外チームの計6チームで戦い、09年から毎年開催されている。

 同杯では今回、初めて海外チームを招待。韓国のリーグ王者や、ラトビアのクラブ、カタルーニャ州選抜(スペイン)、マット・グロッソ州選抜(ブラジル)の計4チームが参加。例年の14チームと合わせて、過去最大規模の18チームが神戸に集結する。優勝賞金は300万円で、7月15日からの6日間、リーグ戦と決勝トーナメントが行われる。Fリーグ最高執行責任者の松崎康弘氏は「震災から20年。神戸の復興を世界に発信していきたい」と心待ちにした。