アウェーの甲府が先手を取った。前半11分、左クロスをFWバレーが折り返すと、清水DFのクリアミスがそのままゴールに吸い込まれた。

 オウンゴールで先制を許した清水はFW大前を中心に反撃するも、前半は無得点に終わった。

 後半も甲府が追加点を奪った。同6分、カウンターからFW伊東が抜けだし、相手GKをかわして無人のゴールに流し込んだ。

 2点を追う清水は37分にPKのチャンスを得るも、キッカーのFW大前が決めきれず。甲府がそのままリードを守りきり、リーグ戦で1度も勝てなかった清水から初勝利を挙げた。