清水は最下位を抜け出せず、第1ステージを終えた。1点を追う後半6分にFW大前元紀(25)が6試合ぶりのゴールを挙げ、同点とした。しかし、15、21分と立て続けに失点。38分に途中出場のMF石毛秀樹(20)が豪快な右足ミドルを突き刺して1点差とするも、反撃が遅かった。

 チームは最終節で3連敗を喫し、順位は最下位のまま。試合後の会見で大榎克己監督(50)は「前半戦の反省を生かして、セカンドステージは必ず巻き返したい」と前を向いた。