G大阪の長谷川健太監督(49)が、W杯2連覇に王手をかけたなでしこジャパンにエールを送った。5日は、大阪・万博練習場で下部組織の小学生を対象にしたサッカー教室に参加。

 なでしこが準優勝に終わった12年ロンドン五輪。解説者として現地にいた同監督は、悔し涙を流した選手らを目の当たりにした。

 同じ日本人として、長谷川監督は「ぜひW杯連覇という、偉業を成し遂げてもらいたい。ベテランも加えて、チームの安定感というものが、テレビで観戦していても伝わってくる。なでしこは、非常に素晴らしいチーム。佐々木監督の手腕もすごい。ここまで来たら、日本人として、優勝してもらいたい」と話した。

 G大阪は第1ステージ優勝を逃したが、なでしこに刺激を受けることも多いという。同監督は「日本の女子は強いな~と思う。ここまで、劣勢を跳ね返して勝ってきましたし、今回は下馬評がそう(低い)でも、一発勝負は何が起きるか分からない。女子に負けていられないですし、男子も続かないといけない」と語った。