横浜の元日本代表MF中村俊輔主将(37)とGK榎本哲也(32)が日産のテレビCMに起用された。今日8日から順次放映される。

 同社の人気車「ノート」「セレナ」の新CMでクラブの顔でもある2人が胸に「NISSAN」と入ったいつものユニホーム姿で登場する。中村は華麗なドリブルやシュートを披露。榎本も力強いセーブをみせる。

 起用には「プロアスリートの能力と車の能力を対比させ、日産の技術の先進性を伝えるため」という狙いがある。

 さすがに実戦経験豊富で本番に強い2人は、撮影現場でともに迫力のあるシーンを狙い通り作り出した。

 「ノート」は「プロでも不意には弱い篇」となっており、榎本がスーパーセーブを連発した後に、中村が不意をつくシュートを決めニヤリと笑う。2人の真剣勝負が見どころ。

 「セレナ」は「プロでも死角には弱い篇」となっている。中村が華麗なドリブルを披露。相手選手を抜き去る中、死角から現れた子どもにボールを奪い取られてしまう。

 共演した男の子の緊張をほぐすため、4人の子どもの父親でもある中村が、舞台裏でリフティングの個人指導する、ほほ笑ましいシーンもあったという。

 11日に開幕する第2ステージでの巻き返しに向け、ピッチ内外で存在感を示していく。