J2京都のFW大黒将志(35)が、チームを18位から引っ張り上げる。

 10日、和田昌裕監督(50)が解任され、石丸清隆ヘッドコーチ(41)が昇格し、新監督に就任。練習前には、それぞれあいさつが行われ、大黒は「選手の責任が大きい。1人1人がいいプレーしないといけないし、和田さんに対しては申し訳ない」と、うつむいた。

 ここまで6勝4分け12敗と低迷。副主将として、チームを見渡す35歳は「もっと危機感をもってやっていかないと。和田さんも『本気になってやらないといけない』と言っていた。自分がやらないといけないプレーをして、勝っていきたい」と、鼓舞した。

 主将のDF山口智(37)も「結果が全ての世界。全て考え直さないといけない」。MF駒井善成(23)は「一致団結して(石)マルさんの期待に応えたい」と、気持ちを奮い立たせていた。