岡山湯郷MF宮間あや(30)が攻守にわたって奮闘したが、連勝はならなかった。「なんとかみんなで上位リーグ(6位まで)を狙えるチームになっていければいい。年齢も技術も経験の差も含めて、受け入れること、認め合わないとダメなことは、なでしこジャパンのメンバーに教わったこと。それを自分のチームでもやっていければいい」。試合後はアウェーながら多くのサポーターがバスを見送ろうと残る大人気ぶり。期待に応え、ファンのもとまで駆け寄る交流も行って喜ばせた。

 0-1の後半16分には宮間のCKのこぼれ球を、18歳ルーキーMF大久保舞が、豪快な右足ボレーで同点ゴールを決めた。大久保は「宮間さんとのボランチではバランスを意識しています。チームも一体になっていけている」と手応えを得て、笑顔を見せた。