21日にトニーニョ・セレーゾ監督(60)を電撃解任した鹿島が、マリオ・アウグスト・フィジカルコーチ(55)との契約も解除する見通しとなった。計9季の在任期間をすべて支えた腹心で、クラブ幹部が22日に「一緒にチームを離れることになると思う。24日に話し合う予定」と明かした。

 後任は置かず、石井新監督、大岩、柳沢の両コーチが分担して補う方針だ。選手側は、急きょランチタイムに決起集会を行った。茨城・鹿嶋市内のブラジル料理店で1人ずつ決意を述べ、MF小笠原主将は「今の成績を監督だけのせいにしたら男じゃない。一丸となろう」と奮起を促した。