G大阪の長谷川健太監督(49)が、日本代表入りした6選手に「オーラ」が出ることを期待した。

 26日は大阪・万博練習場で、監督自ら猛暑の中で30分間のランニング。大量の汗を流しながら、2-1で勝利した前日25日の神戸戦を振り返り「かなり大きな1勝。(精神的に)楽になる」と笑顔を見せた。

 真夏の連戦も、神戸戦から中3日で迎える29日新潟戦(アウェー)が最後。しかし、代表入りしたGK東口、DF丹羽、米倉、藤春、FW倉田、宇佐美の6選手は新潟戦の翌日には、日本代表として東アジア杯の開催地中国入りする。休む暇もないが、現役時代にドーハの悲劇を経験した長谷川監督は、そんな代表勢にカツを入れた。

 「自分も経験しましたが、代表に入ると気持ちのハリが違う。注目もされるし、どんなに疲れていても、気持ちは抜けない。そういう経験をすると、代表選手らしくなってくるし、オーラが出てくる。ヤット(遠藤)もそうだけど、それを乗り越えた選手は、体も強くなるんです。だから、これだけの連戦でも、ヤットは普通に乗り切っている」

 元日本代表のMF遠藤主将の名前を出しつつ、代表勢にオーラと、タフさが出てくることを求めた。