3位C大阪は磐田に勝利して連勝とし、J1自動昇格圏内に勝ち点3差に迫った。

 前半7分、MFパブロ(23)の縦パスを受けたFW田代有三(33)がドリブルから左足でゴール右隅に決めた。その後はボールを保持され守備に回る時間が多かったが、冷静に1点を守りきった。

 田代は、2試合連続の得点で勝利に貢献した。「最低限の役割は果たせたと思う。調子はいいので、これを続けないといけない」と話した。C大阪は18日のアウェー京都戦(0-1)で敗れ、選手間で「こんなことを繰り返していたらダメだ」と意見が出たという。その後は2連勝で、磐田との勝ち点差を縮めた。「後がない状況だった。ここを2連勝で乗り切ろうという気持ちが強かった。これからは相手のことは気にせず、自分たちのサッカーをしていきたい」とJ1復帰を見据えた。