清水の新加入FW鄭大世(31)がJリーグ復帰2戦目で初アシストを決めた。

 1-1で迎えた後半32分、右サイドから山なりのクロスを供給すると、ゴール前に飛び込んだFW大前元紀(25)がヘディングで合わせて勝ち越した。その後も前線で体を張ってボールをキープし、セットプレーでは高さを生かして守備でも貢献。チームは今季初の逆転勝ちを収め、年間順位も最下位から脱出した。

 試合後、鄭は「ゴールは取れなかったけれどチームに貢献できてよかった。残留に向けてやっと一歩踏み出せたし、この勝ち点3は大きい」と手応えを口にした。