なでしこリーグ、大阪高槻が30日、大阪府高槻市内で記者会見し、経営危機に陥っていることを明らかにした。

 大口スポンサーの撤退で「シーズンを戦い続けるのに必要な運営資金を調達できなかった」などとし、12月までの運営資金が3000万円不足する見込み。リーグ参戦継続のために支援金を募ると発表した。

 クラブには2011年女子W杯優勝メンバーの丸山桂里奈が所属。元日本代表GKで、G大阪などで活躍した本並健治監督が率いている。国内トップリーグに復帰した今季はここまで1勝2分け10敗で、10チーム中9位。

 支援金は遠征費、選手の給与などに使うという。街頭や試合会場で募金し、スポンサー獲得も目指す。