東京は前半にリードするも日本代表の乾・長谷部が所属するフランクフルトに逆転負けした。

 前半20分、相手MF長谷部誠(31)のクリアボールにFW前田遼一(33)が反応し、右足ボレーで先制。同22分にもFWネイサン・バーンズのシュートで2点目を決めた。

 先手を取ってフランクフルトを慌てさせたが、その後は球際での勝負に差が出た。同41分にMF長谷部の右クロスにFWセフェロビッチ(23)が右足で合わせ、1点を返されると、同46分、後半14分にも失点し勝ち越しを許した。

 マッシモ・フィッカデンティ監督(47)は「選手を代えながら、それなりに勝負は出来た。前半のいい時間帯に本当にいいプレーができたから、それが収穫」と話した。

 この日、東京からマインツに移籍したFW武藤嘉紀(23)も現地で観戦していた。