J2水戸は3日、J1の新潟から16年リオデジャネイロ五輪を目指すU-22(22歳以下)日本代表FW鈴木武蔵(21)を期限付き移籍で獲得したと発表した。移籍期間は16年1月末まで。

 J2で18位の水戸にとって五輪世代のエース候補加入は大きな補強。同時に、来年1月に五輪アジア最終予選を控える日本にとっても、今季新潟で出番に恵まれなかった鈴木が公式戦出場できる可能性が広がることは大きな意味を持つ。

 父がジャマイカ人でスピードを武器とする鈴木は広報を通じ「自分のスピードやダイナミックさを生かしたプレーでチームに貢献できるよう、水戸のために全力でプレーしたい」とコメントしている。