サッカーで五輪を目指すJ2札幌の若手2選手は、残り1年での克服課題を掲げた。7月1日のU-22コスタリカ戦で2年ぶりに世代別代表に招集された櫛引一紀(22)は、チームでの出場機会を生かし、逆転での本大会代表を狙う。今季は23試合2035分出場と主力に成長。「1年はあっという間。この間に1対1やポジショニングなど、すべての面で成長したい」と意気込んだ。

 3月のアジア1次予選に出場したMF荒野拓馬(22)は、7月のコスタリカ戦でメンバー外。巻き返しへ「フィニッシュの精度を上げたい。ビッグクラブも注目する場所。最終予選や1年後の本大会に立ちたい」と前を見据えた。手倉森監督は、成長株のMF堀米悠斗(20)にも注目しており、3人同時選出の可能性がある。さらに韓国代表の21歳GKクも、選出が濃厚な状況となっている。