湘南は鋭い出足で浦和のパスをカットし、カウンター攻撃でゴールを脅かした。前半4分、パスをカットしたFW菊地が、FW高山とのパス交換からシュート。しかし枠を外れた。浦和は先発復帰の東アジア杯代表組、FW興梠、MF武藤が果敢にゴールに迫ったが、前半は得点には至らなかった。

 試合が動いたのは後半14分。浦和DF槙野が、MF関根の右からの折り返しを、右足でねじ込んだ。浦和はさらに同20分、武藤のスルーパスに抜け出した興梠が、GKと1対1の場面をつくってシュート。しかしこれは湘南GK秋元にはじかれた。