ホームで横浜が堅守甲府に快勝した。

 前半4分、甲府FW伊東純也(22)が右足を振り抜き最初のシュートを放ったが、枠をとらえることができなかった。甲府は最初の45分間はわずか2本のシュートにとどまった。対する横浜は前半9本放った。7分には、FWラフィーニャ(28)からダイレクトパスを受けたMF三門雄大(28)が右足を振り抜き先制点を奪った。

 後半戦が始まると、甲府が猛追する。4分に右サイドでフリーキックを獲得すると、MF阿部翔平(31)がクロスを送り、FWバレー(33)が頭を合わせる好機が訪れたが、好セーブに遭い得点は奪えなかった。横浜は後半に入っても攻め手を緩めなかった。9分、三門が相手GKへのバックパスを奪うとMF斎藤学(25)にパスを送り、ゴール中央にいたラフィーニャが左足で合わせ追加点を奪った。甲府は90分間通して主導権を握ることが出来ずシュートも6本にとどまり完敗を喫した。

 横浜DF中沢佑二(37)は、22人目(フィールドプレーヤーは12人目)となるリーグ100試合連続出場を達成した。