もう1度、波に乗れ! 浦和DF槙野智章(28)が目標の年間勝ち点1位へ向け、チームメートを誘っての「決起サーフィン集会」で気勢を上げた。16日午後6時キックオフのホーム湘南戦を、槙野のゴールと体を張った守りで、1-0と勝利。その興奮もさめやらぬまま、翌17日午前2時には波を求め、海へと向かって出発。

 常連のMF鈴木、DF森脇に加え、槙野がブレークを期待する若手MF高木、関根も連れ出した。今月初旬のリーグ戦中断中も、東アジア杯に日本代表として出場していた槙野にとって、約1カ月ぶりの完全オフ。しかしそんなことは関係ない。「チームも2連勝で波に乗りかけている。こんな時こそ、オフも波に乗らないと」と笑う。

 上級者の槙野は「サメがラインを上げてきているのも、ちゃんとニュースでチェックしています。ピッチ内も海も、牙をむく相手の危険性を察知するのは大事」と、安全に配慮して海を満喫したことを強調した。インドアよりも、はるかに健康的な、まさにアクティブレスト。次はピッチでも「いい波」を逃さず、年間勝ち点1位へ再加速する。