清水が早々にチャンスを作った。

 前半5分、左クロスをFW鄭がヘディングで合わせる。20分には自陣からの鋭いカウンターを仕掛けゴールに迫った。東京は33分にDF太田のクロスをFWバーンズがフリーで合わせるも、得点できず。前半は一進一退の展開だった。

 後半は清水が先手を取った。同5分、FWウタカが放ったシュートのこぼれ球をFW鄭が左足で押し込んだ。鄭は加入後6戦目で初ゴール。Jリーグでは10年以来、5シーズンぶりの得点となった。

 東京は同25分に右もも裏のケガから復帰したDF太田が直接FKを決めて同点。その後はスコアは動かず、勝ち点1を分け合った。