2年ぶりの優勝を狙う柏が0-2で神戸に敗れた。

 甲府戦から中2日とあって、先発を甲府戦からMF秋野央樹(20)以外全員入れ替えて、下部組織出身の8人を起用。神戸より約3歳若い平均24・09歳のスタメンで臨んだ。

 前半は中盤でうまくパスがつながったが、前線からのプレスが厳しくなった後半に2失点。20分にゴール前の混戦から抜け出した神戸FW石津大介(25)に左足で決められ、40分にFW渡辺千真(29)に追加点を奪われた。

 それでも柏の吉田達磨監督(41)は「若い選手の経験の場とは考えていなかった。その中で18、19歳の選手が責任を十分果たしてくれた」と得たものもあったと話した。

 一方、神戸のネルシーニョ監督(65)は古巣柏から公式戦3戦目で初勝利。「過ぎた結果より、大事なのは今日の試合に良い内容で勝てたこと。相手が若手中心でも我々には何の影響もなかった」と納得の様子だった。

 第2戦は9月6日に神戸ユニバー記念競技場で行われる。